解体の見積り目安

【解体の見積り目安】

解体の見積り金額は５つの要素で決まってきます。

・解体工事現場の場所
・解体対象建物の種類
・道幅
・解体工事の時期
・近隣との建物や駐車場などと解体対象物件の距離

それではひとつずつ説明させて頂きます。

各都道府県によっても解体工事費用がことなります。たとえば、東京よりも北海道の方が人件費も産業廃棄物処分費用も安いため、北海道の方が解体工事費用が安くなります。

解体対象建物の種類は

・木造
・軽量鉄骨造
・鉄筋コンクリート造（RC造）
・鉄骨造（S造）
・プレハブ

に分けられます。それぞれの建物の構造によって解体工事費用の基準価格が異なってまいります。

解体対象物件の接道の道幅が２．５ｍ以下の場合、解体工事の費用が高くなります。また、さらに２ｍ以下になりますと、手壊し・手運びになってしまいますので、解体工事費用が一般の解体工事費用の倍以上になってしまいます。

解体工事の時期については、解体工事業者が忙しい時期は解体工事の金額が高くなる傾向となります。たとえば、忙しい時期としましては年によって違います。ざっくり言いますと４月～１月が忙しい時期で、２月、３月は閑散期になることが多いです。

近隣の建物や駐車場などと解体対象物件が近い場合、建物を手壊ししなければならない箇所が増えるため、解体工事費用が上昇してしまいます。

以上の点を踏まえて解体工事業者は見積り金額を決定していきます。